高熱の娘が自宅療養中、自宅に教え子たちを招き入れる父親

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39℃近い高熱の娘(私)がいる自宅に教え子たちを招き入れる父親。更には教え子がエレクトーンを弾き始め大音量が頭に響き渡る。

39℃近い高熱の娘が療養している自宅へ父親が教え子を招く

私が小学生の頃のある日曜、教師をしていた父親が教え子4~5人を自宅へ招いていました。

父親は当時は非常に厳しく、叩いて教える指導をしています。

反面誰に対しても公平で学習面・部活動でも好成績をあげ、ユーモアもあり生徒と保護者から支持されていました。

そんな父親なので教え子の方から自宅へ遊びに来たい要望があるのも不思議ではありません。

今回は教え子が家に招待されたときの毒親エピソードです。

当日39℃近い高熱のため食欲もなく体力もない状態で、2階の自分の部屋で寝ていました。

教え子は1階の応接間に通され、その真上が私の部屋です。

会話が高熱の頭に響く

1階から途切れることのない会話、頻繫に起こる笑い声が聞こえてきます。

健康な時ならただの雑音でしかないのが、高熱で敏感になっている私には騒音となって聞こえてきます。

ここから2時間ほど騒音に耐え続けることに………

教え子が大音量でエレクトーンを弾き始める

一刻も早くお開きになることを願いながらぐったりベッドに横になっている私。

そもそも病人が休んでいる家に大勢の人を呼ぶってどういうこと?

疑問が沸々と湧いてきます。

そんなことを考えていると、1階から大音量のエレクトーン演奏の音が病人の私を襲います。

私のエレクトーンが1階に置いてあって、教え子がそれで演奏していました。

百歩譲って健康な時であれば騒音(外に完全に音がもれているレベル)の中でも過ごせなくはありませんが、高熱で苦しんでいる私には爆音レベルとなって聞こえてきます。

その演奏は1時間続きました。

母親がエレクトーン演奏を辞めてもらうよう父親に言いに行ってくれたが……

39℃近い高熱なので”音”なしの状態でも辛いのに、すでに3時間程”音”と格闘し続けています。

”音”がするたび頭が割れそうです。

私の母親が見かねて演奏を止めてもらうよう1階にいる父親のところへ頼みに行ってくれました。

しばらくして父親の怒鳴り声が2階に響いてきます。

具体的な内容まではわかりませんが、この時点で母親の申し出を却下されているのが想像できます。

階段を上がってくる母親の重い足取りを感じます。

母親によると父親の言いぶんは「せっかく家に来ているのだから、演奏止めろって言えるわけないだろ!しかも楽しそうにしているのに!」ということでした。

ここから、さらに1時間演奏が延長されます。

娘(私)の父への心中のボヤキ

・体調の悪い家族がいたら人(特に複数)を呼ぶな!

・交流を断れないなら日程変更or場所を変更せい!

・近所にも聞こえる大音量で長時間演奏って?

・母親が演奏中止を頼んでもNOって、はっ?

父親にとっては私よりも教え子の方が大事なようで、私への労りはこの時も一切なし。
  

父親と一緒に住む意味ってなんだろう。

毒親問題が起こるたびに考えずにはいられない自分がいました。     

残念ながら、程度の違いはあれど、私も含め毒親のトラウマで悩んでいる方々が存在します。

つらい体験をしたのは私1人だけじゃないんだ”と考えられるようになれば、少しでも気持ちがラクになるのではないでしょうか。

私の書く【毒親】の記事が毒親のトラウマで悩んでいる方の助けになれば幸いです。

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